染色体異常で生まれた猫

不思議なルックス

この子の名前はマヤ。1歳のマヤは通常よりも染色体が一つ多いためこのような容姿を持って生まれて来ました。
出典:https://www.boredpanda.com/odd-cat-maya-extra-chromosome-lauren/

人間だと染色体が一つ多く生まれてくる例としてダウン症があります。
猫の場合は通常は染色体が38本らしいのですが、マヤの場合は39本。
ダウン症とはちょっと違いますが、染色体がたった1本多いことでこのような異常が出るとは驚きですね。

その容姿ゆえに…

マヤは中華料理店の裏で発見され、殺処分率の高い保健所へと連れて行かれました。そしてその容姿とほんの少し健常な猫と違った行動を取るという理由から、殺処分は免れない状況に置かれていたのです。
出典:https://www.boredpanda.com/odd-cat-maya-extra-chromosome-lauren/

アメリカの保健所では通常だと重い病気を抱えていたり、回復の見込みの無い怪我を負った動物が真っ先に安楽死リストに上がるはずなのですが、マヤの場合はそのどちらでもありません。
保健所を責めることはできませんが、この子には生き延びる可能性は十分にあったわけですから、せめてチャンスを与えて欲しいというのが本音ですね。

殺処分回避!

引き取り手は現れないだろうと思われていたマヤですが、マサチューセッツ州の愛護団体The Odd Cat Sanctuaryが彼女のことを聞きつけ、保健所から引き出し預かり家族の元で暮らすことになったのです。
出典:https://www.boredpanda.com/odd-cat-maya-extra-chromosome-lauren/

The Odd Cat Sanctuaryは主に、行き場の無いシニア犬や障がいを持った猫達を引き取り、里親に出す活動をする団体なのだそう。

とても素晴らしい団体にみつけてもらい、殺処分を免れたマヤ。
果たして誰も欲しがらないだろうと思われたマヤに、新しい飼い主はみつかるのでしょうか。

ついに飼い主さんが…!

 
情報提供元: mofmo
記事名:「 殺処分寸前だった猫。障がいは個性という言葉がぴったりの猫に待っていた出来事とは?