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レディー・ガガはこれまでポップシンガーとして活躍してきました。奇抜な衣装と過激なパフォーマンスを行う彼女はまさにポップカルチャーのアイコン。今回発売したアルバム『ジョアン』は『Artpop』以来約3年ぶりののアルバムとなります。この3年間で彼女に何が起こったのでしょうか?『ジョアン』には今までの彼女の音楽には見られることがなかった様々な要素が見られます。今回は簡潔に新アルバムの大きな魅力を2つだけ紹介します。
今作では今までのポップを主体とした音楽にロックやジャズの要素が取り入れられました。しかし新たな音楽ジャンルを取り入れたからといって、全く違う曲に仕上がっているかというとそうではありません。曲はファンが愛してやまないレディー・ガガらしさを残しています。もちろんレディー・ガガはダンスナンバーも制作していますが、今までのパフォーマンスを重視としたダンスナンバーというよりもボーカルに重視を置いたダンスナンバーとなっています。
今回のアルバム制作に名を連ねたメンバーが豪華すぎます。ゼム・クルックド・ヴァルチャーズのメンバー、ジョシュ・オム、BloodPop、そしてマーク・ロンソンなどの超一流のアーティストたちがアルバム制作に参加したのです。その中でももっとも有名なのはマーク・ロンソンでしょう。ブルーノ・マースとコラボレーションした曲「Uptown Funk」はYouTubeで19億回も再生されているメガヒット曲。彼が今回手掛けたアルバム収録曲は”Hey Girl”、”Another Day”、”Diamond Heart”, ”A-YO”、”Joanne”、”Perfect Illusion”などなど。
今作でレディー・ガガは新たな出発を行いました。挑戦することに恐れを感じないシンガーらしい素晴らしい出来のアルバムです。
ここから本題のレディー・ガガの名言で英語学習をしていきましょう。多くの人々に影響を与えてきたレディー・ガガ。きっとあなたの琴線にも触れる言葉があるはず。
Fantasyは「空想、幻想」、Realityは「現実」。becauseの後ろは reality is too difficult (to survive).という形です。Too~to…の構文ですね。「…するには~すぎる」という意味のおなじみの形です。
Feel likeは「~のような気がする」。後ろに動詞がつくと「~したい気分」という意味になります。動詞は~ing形になることに注意。この名言で覚えておきたいのは~, but that doesn’t mean…。意味は「~だからといって…というわけではない」です。今回の名言だと~の部分が「時々勝者のような気がしないからといって」、…の部分が「あなたが勝者ではないというわけではない」です。
似た構文でよく使われるのがJust because~, doesn’t mean…。ぜひとも使えるようになっておきたい構文です。
この名言には特に難しい単語や文法は使われていませんね。強いてあげるならShine「輝く」、In One’s Own Wayで「自分なりのやり方で、自己流で」です・
この名言でぜひ覚えたい単語はInsecure。この単語はよく使われます。日常会話ではもちろん、洋楽でもよく耳にする単語です。有名な曲だとOne Directionsの”What Makes You Beautiful”。歌詞の一節にYou are insecure, don’t know what forというのがあります。Insecureは様々な意味を持ちますが、基本的に人に使われると「自信がない」という意味です。その他の意味では「不安定な、安全でない」などの意味があります。
Theyには「彼ら、彼女ら」という意味で知られていますが、不特定の人々をあらわすときにもTheyが使われます。Get Strongerで「より強くなる」です。Get +形容詞の比較級で「より~になる」という意味です。訳すときは「より」を省略した方が自然な日本語になります。
Even if~で「例え~でも」。Whole Worldは「全世界、世界中の人々」。そして間違えやすいのがGive Up Onの意味。Give Upだと「諦める」という意味ですよね。これに前置詞ONがつくと「見切りをつける、愛想をつかす」という意味になります。ぜひとも覚えておきたいですね。
以上、いかがでしょうか?日本でも人気のレディー・ガガですが、曲だけでなく名言も知っておくと、より音楽を楽しめるようになりますよ!