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「君の名は。」が、連日大盛況だ。なぜこの映画はこんなにヒットしているのか? 15日にオンエアされた『AbemaPrime』(AbemaTV)では特集が組まれた。


新海誠監督の最新作の同映画は、神木隆之介、上白石萌音、長澤まさみなど人気俳優が声優を務め、先月26日から公開され、入場人員は480万人、興行収入は62億円。およそ2週間で「シン・ゴジラ」に迫る勢いで伸び続けている。



(C) 2016「君の名は。」製作委員会


■人は“泣ける”映画を求めている



この日、専門家として番組に出演したデジタルハリウッド大学大学院教授の吉村毅さん「『君の名は。』第2のジブリに対する期待感があった。その期待通り、もしくは期待以上の作品だったのか、SNSで拡散された。『シン・ゴジラ』とのツイート数の違いは、おそらく、取り込める(SNS)客層の幅が『君の名は。』のほうが広いっていうことではないかと推測できます。ただ、特に男性がラブストーリーを好きっていうのが特徴的なところかなと。キーワードは『運命の赤い糸』がラストシーンにつながるっていうところ。『運命の赤い糸』って、男の子が好きなことなんじゃないのかなと」



同じく、専門家として番組に出演した大山くまおさんは「特筆すべきことは「オリジナル」作品だということです。『君の名は。』は、SNSで『泣ける』『エモい』っていうワードがあわせて検索されている。これを見ると泣けるものを求めているんだなということがわかります」と解説した。



その後、同映画を観たという、木曜コメンテーターの日経BP社の品田英雄氏「観て、(自分を指し)おじさんも泣いちゃったんです(笑)。青春を超えると泣ける」と語ると、大山さんも首を大きく縦に振ってこれに同調。何か2人の中に共鳴するものがあったようだ。


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情報提供元: CuRAZY