1968年創刊、翌1969年に週間化した週刊少年ジャンプ。創世記はこち亀、ど根性ガエル、その後はキン肉マン、キャプテン翼、ドラゴンボール、スラムダンク、HUNTER×HUNTER、ワンピースなどを輩出。一時期勢いは衰えましたが、近年では鬼滅の刃や呪術廻戦などのメガヒットを連発して息を吹き返しました。しかし現在117万部と全盛期の約1/6の発行部数と大苦戦、即戦力を募集しているようですが……。

週刊少年ジャンプ「他誌掲載経験作家向け」説明・相談会開催

あのジャンプが「他誌掲載経験作家向け」の説明・相談会を開催する旨告知しました。もちろん基本的に漫画家という職業は個人事業主なので問題はありませんが、あまりにハッキリと「他誌掲載経験作家」と書いてあるので驚いた方も多いのではないでしょうか。

・凄い、公開引き抜きを仕掛けてる…エグいな
・他誌から呼んだ作家さん達は軒並み成功している感
・ジャンプのこのお知らせ、言葉選びがうまくてさすがジャンプ編集部だなって思った
・今他社が阿鼻叫喚で緊急会議やってんだろうな
・最初の3つ、ワンピース、ヒロアカ、呪術、全部終わり見据えてるもんなぁ

原稿料が高いことでも話題に……いや、高いのか?

なりふり構わないというか、まさかの原稿料まで公にしていました。それによると、モノクロ1ページで18,700円……これが安いのか高いのか、漫画家でない筆者にはわかりかねますが「他社よりもおそらく高そうだな」というのが本音。

実際に1994年に「翠山ポリスギャング」でジャンプデビューされた甲斐谷忍先生は、「3倍近くになってる」と驚かれていました。つまり、30年前は1ページ6,500円程度だったってことか……さすがに「LIAR GAME」ではその金額ということはないとは思いますけれども。

 

ちなみに週刊SPA!の原稿料はモノクロ1Pで25,000円だとか……いや、これは峰なゆか先生が大御所だからですよね。そもそもSPA!に掲載されているのって新人さんいませんもの。

プロの漫画家さんからは概ね「高い」と言われ、一般の方からは「ジャンプでもその程度か……」と言われた原稿料。筆者からすれば「羨ましい」レベルではありますが、それ以上にいつ打ち切られるかわからないプレッシャーの方がキツそうだなと思った次第です。

もちろん検討はしていると思うのですが、スラムダンクの続編をWJで始めてくれたら……なんて夢を見ている人も多いのではないでしょうか。その場合、井上雄彦先生の原稿料って1ページいくらなんだろう……(ゲス顔)

source:週刊少年ジャンプ公式サイト

情報提供元: 秒刊SUNDAY
記事名:「 週刊少年ジャンプが漫画家向けの説明相談会を開催「公開引き抜きじゃないか!」と話題に