まず最初にいきなり結論を書くことはまず無いのですが、この方法はちょっと本当に凄すぎます。今までの鶏もも肉の焼き方を全て後悔してしまうかのようなレベル。これは三井寿でなくとも「何故俺はあんな無駄な時間を...」と涙してしまう事間違いなしの、鶏もも肉の寝かせ方「決定版」です。


全農さんが紹介してくれた方法




冒頭で少々興奮気味になってしまいましたが、こちらが全農さん公認の方法。早速こちら、試してみたいと思います。何故二日間なのか?なども気になったので、一晩寝かせたバージョンとも食べ比べてみました。そして、焼き方などもシェフの友人にアドバイスをもらったので、そちらもせっかくなので書き記していこうと思います。


まずは鶏肉買ってきました



ひとまず鶏肉の筋を丁寧に切って、出来るだけ取り除いて行きます。それにより、ごりっとした食感の部分がなくなるので、手間を惜しまず是非ともチャレンジしてみてください。


塩を塗り込む



1%の塩を塗り込むとの事だったので、こちらの約330gの鶏肉に対しては3.3gの塩を



両面しっかりとまぶしていきます



そうしたら、キッチンペーパーでくるみ、冷蔵庫で寝かせます。本来は二晩寝かせるのが全農さん流ですが


気になったので...



一晩目にあけてしまいました。弦の恩返しであればここで鶏もも肉は帰ってしまうパターンですが



どうしても、二晩の秘密を知るために一切れ焼いてみました。食べてみましたが、かなり身がプリっと弾力が増しているのがわかります。充分美味しいので、一晩でも良いのでは?とも思いましたが、我慢して残りを再度キッチンペーパーにくるみ再び冷蔵。


ココからが本番



さて、塩を振って二晩寝かせた鶏もも肉を早速焼いていきます。まずは皮目の方から、最初は強火で1分ほど、そしてそのあとは弱火でじっくりと焼いていきます。




皮の焦げ目がきつね色になったら、裏かえしてまた最初は強火で30秒ほど焼きます。そしてそのあと、一度まな板の上でお肉を休ませましょう。1分ほど休ませたら、再度フライパンへ。



その後はまた弱火でじっくりと焼いていきます。中にもしっかり火が通るように蓋をしてもOK。なければ、順次焼き具合を確認しながらじっくり火を入れていってください。


焼き上がり



出来ました!二晩寝かせたバージョンです。昨日も充分美味しかったのですが、果たして二晩寝かせるとどうなるのでしょうか。



切ると、中から肉汁がじゅわっと。肉を休ませたのでしっかり旨味を閉じ込められた証拠です。それでは食べていきたいと思います。


普段、人の食べ物に興味を示さない猫もまっしぐら



写真を撮っている間もずっとにゃーにゃー鳴いて罪悪感の中頂くことに。食べた瞬間に「...コレは!」となりました。一晩とはまたさらに違う美味しさ!第2形態のセルと完全体のセルくらい違います。適度に水分が抜けて、身がしっかりしまっており、プリっとした食感に。そして、皮も本当にパリッパリ!全農さんは嘘をいっていなかった。コレは、語彙力がなくなるレベルで美味しいです。これから焼き方は全部これで良いです。本気で。


ちなみに、うちのねこは食べている間もずっと鳴いてたのでこの後好物のいなばチャオ焼きカツオをあげました。ともかく、コレは絶対に真似した方が良いです。実際にお肉の質が2,3ランクアップするくらいに美味しいです。ぜひ。


画像掲載元:秒刊サンデー

情報提供元: 秒刊SUNDAY
記事名:「 全農公認、鶏もも肉の美味しさを最大限に引き出す方法