2022年5月惜しまれつつ活動を終了したアイドルグループ、ラストアイドル。あの秋元康さんプロデュースで話題を呼び、AKBグループや坂道に続く知名度や人気だったのですが……加入方法に関して度々ファンの不満が爆発するなど「炎上上等」な売り出し方は、良くも悪くも界隈では話題になっていました。そのラストアイドル、活動終了からわずか9ヶ月余りで「新章」としてオーディションを開催することに……一体なぜ?

ラストアイドル「新章」が始まるも……

2022年5月、メンバーもファンも納得していない中で活動終了となったラストアイドル。もし復活することがあれば、あの時の最後のメンバーで復活することが当たり前だと思っていたのではないでしょうか。

今回は突然全てを破壊しての「新章」で、しかも活動休止からわずか9ヶ月あまりでの決定。更には活動休止の理由が「コロナ禍で思うような活動が出来ないから」ということからも、元メンバーやファンには到底受け入れられるものではないはず。

筆者が気になったのは、下記の一文。

「ラストアイドルの名前を継承するものの、今までのイメージを塗り替える新しいものとなるため」

これからの「ラスアイ」との付き合いために言えないメディアがほとんどだと思いますが、敢えてみんなが思っていることを声高に言います。

『「ラストアイドル」の名前使って、一儲けしてやろうと思ってる奴らがいるんないの?何もないところからアイドル作るよりは知名度あるし楽だからだろうし。スポンサーも付きやすいだろうけど、元メンバーや元ファンの気持ちを考えると……ねぇ』

引用:ラストアイドル 新章 オーディション開始

元メンバーたちは……

初期よりラストアイドルを引っ張る存在だった、清原梨央さん。ラスアイの歴史が塗り替えられるのがちょっとさみしい、と気持ちをツイートされていました。

メンバー中、おそらくいちばんストレートに悲しみを表現していたのが奥村優希さん。彼女は2期生アンダーから這い上がってきた、努力の人というイメージなんですよね。だからこそ、彼女の悲しみや怒りが伝わってくるのだと思います。

ラスアイきっての清楚系として人気だった篠原望さん、その思いはファンが最初にきて、それからメンバーとスタッフへ。彼女の人柄がわかるツイートではないでしょうか。

そして屈指の人気メンバー、活動休止後もラスアイの象徴としての存在感が色褪せない西村歩乃果さん。ラストアイドルへの想いとグループを背負ってきたプライドが滲み出ているツイート。

さらに、もう一度ラストアイドルのオーディションを受ける宣言!新章ラスアイの応募資格は23歳までなので……ん、18歳!?じゃあイケる!18歳……確かに見えるけど、18歳に。本気で応募して新生ラストアイドルのセンター張って欲しい、本気で。

個人的に気になっている長月翠さん、阿部菜々実さん、松本ももなさんなどは、3月8日1時現在特に動きはありませんでした。

たくさんのラストアイドルファンだった方、というよりも今でもファンの方たちの「怒り」「悲しみ」の声が飛び交っています。元メンバーの悲しみやファンの怒りを買ってしまった感のある「ラストアイドル新章」は、どのような船出になるのでしょうか……。

筆者個人的には生暖かく見守るつもりなのですが、新メンバーに罪はないので彼女たちに誹謗中傷が向かないようにしていただきたいものです。

【ラストアイドル】
秋元康プロデュースのオーディション番組「ラストアイドル」から誕生。2017年12月CDデビュー。毎週おこなわれる番組内での「メンバー入れ替えバトル」が話題を呼ぶ。2022年5月31日、コロナ禍を原因として惜しまれながら5年弱に渡る活動に幕を閉じた。

ラストアイドルと聞いて、吉田豪さんを思い出すのは筆者だけでしょうか。個人的には吉田豪さんには、炎上の理由が全くなかったと思っています。むしろラスアイ人気を高めた功労者だと思っているくらいなので……。

情報提供元: 秒刊SUNDAY
記事名:「 活動終了のラストアイドル、唐突に「新章」告知で元メンバー困惑、西村歩乃果は新章に応募!?