100均ではなく108均一が正しい表記であり、来年には110円均一と108円均一が両方あるかもしれないもはや100均という表記の崩壊スレスレの状況でもあるいわゆる「100均」業界ですが、ここで売られている洗濯ばさみが今とんでもないことになっていると話題となっております。


どんどん壊れる洗濯バサミ




話題となっている動画は、つまめばつまむほど、次々と壊れていってしまう、本当に状態の悪い洗濯ばさみです。もし本当だとすれば、こんなものが売られているという状況にも恐怖を覚えますが、これはもしかしたら氷山の一角であり、まだまだこの手の質の悪いものが潜んでいるのかもしれません。


しかし、買ってすぐにこのような状況になっているわけでもなく、次に上げるような劣化によるものの可能性もありそうです。


紫外線劣化




特にプラスチックは紫外線には弱く、100円均一のものとは限らず、トータルとして外に置いておくことで耐久性が弱まっていくようです。


環境省の資料によると以下のような表記があります。


様々な天然材料(木材、羊毛 等)や人工合成材(プラスチック等)は、UV-B により光劣化が起こり、変色や強度の低下 などの損傷が促進される。


引用:環境省

http://www.env.go.jp/earth/ozone/qa/part3_sanko_4.pdf


このため、紫外線劣化を防止する(紫外線吸収剤、光安定剤)などの開発が進んでいるということで、もしかしたらこの手の防止策がない製品は、動画のようにモロく破損してしまう恐れが有るのかもしれません。


海外の100円均一にはドン引きな商品が売られていると話題となりましたが、今回は日本。


いずれにせよ、外にプラスチック類を長い時間放置しておけば、どんな製品でも耐久性は弱まっていくのは致し方ないことなのかもしれません。

情報提供元: 秒刊SUNDAY
記事名:「 100均の洗濯バサミがヤバイ!という動画が話題に。実は・・・